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高校生国際シンポジウム鹿児島4日目

2024.2.23

中・高共通関連

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第九回高校生国際シンポジウムの日程を消化し、本日は移動日です。和牛カレーを食べて、スタートです。

ホテルをチェックアウトして、空港行きのバスが出ている鹿児島中央駅へ移動します。ホテルから駅まではやや距離があるので、移動には市電を使用しました。鹿児島市内には、路面電車が走っています。車道のすぐそばを電車が走っている光景は、刺激的です。全路線170円で乗車できました。

鹿児島中央駅近くには駅ビルがあります。バスの発車時刻まで時間があるので、ここでお土産探しと昼食の時間をとります。

生徒たちはそれぞれに、お土産を購入していました。三連休の初日ということもあり、昼頃には混雑してきました。

白くまは有名ですね。関東は冷えたようですが、この日の鹿児島はかき氷を食べられるような気温でした。

バスで空港に移動します。鹿児島空港で記念撮影をして、鹿児島に別れを告げます。

羽田空港に到着し、解散しました。

高校生国際シンポジウムへの参加は今回が初めてでしたが、生徒と教員が手を取り合って、無事に終えることができました。

変化を続ける現代社会において、既存の知を己の内に蓄えるような学習に終始するのは危険です。内発的動機付けを持って学習者としての姿勢に磨きをかければ、たとえ大きな変化が訪れても、それに適応して生きていけるはずです。専門分化した教科の学習が真にその力を発揮するのは、他の知と手を取り合って課題を解決するときです。総合的な探究の時間は、自己の生き方を考えながら、それと連続したものとしてよりよく課題を解決することが目的です。総合探究は、自身の内にある興味関心をきっかけにして、あらゆる学習活動を結び付け輝かせるヒントに富んでいます。

鹿児島では、内発的動機付けに従って興味を掘り下げている、素敵な人にたくさん出会うことができました。ぜひ皆さんも、好きなものを大切にしてください。あくまでもそのときの衝動に従って、知的好奇心に正直に生きるのです。それは、それほど複雑なことではありません。むしろずっとシンプルに生きることに他ならないのです。総合探究を難しく捉えている人は、簡潔に、「好きなこととともに生きること」と解釈してみてはどうでしょうか。

ともに鹿児島の地を訪れる仲間が増えることを、待っています。できないと思っている自分のリミッターを、今こそ解除するときです。

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