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海外語学研修10日目 修了式&オンタリオミルズ・アウトレット

2019.3.29

中・高共通関連

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海外語学研修の授業も今日が最後となりました。

授業の期間としては約1週間、生徒の授業を見てきましたが、初日のプレースメントテストでの不安そうな生徒達の姿は、もうそこにはありません。当初は「先生がおっしゃっていることが全くわからない。」「どのように発言して良いかわからない。」と悩んでいた生徒が、にこやかに仲間と挨拶をかわし、先生に対しても物怖じせずに質問する姿に、人はここまで変わることができるのかと衝撃を受けています。

もしかすると、変わったというよりも、もともと持っていた好奇心や探究心が開花したのかもしれません。それが「自分の殻を破る」ことにつながりますが、この殻を破ることは本当に難しいことです。殻に閉じこもっていた方が痛い思いをしなくて済みます。しかし、痛い思いをしてみないとわからない学びもあります。

ご家族の皆様の応援、シトラスカレッジのスタッフのあたたかさや、英語の先生方の熱心な指導、添乗員のYOKOさんのきめ細やかなフォロー、ホストファミリーに対する生徒それぞれの思いなどが、生徒の皆さんを突き動かしてくれているのでしょう。

青空の下、生徒達は自分の家の構造について絵を描いてディスカッションをしています。

1回話したら次の人、もう1回話したらまた次の人と、ペアをどんどん変えることで場数を踏み、相手の顔を見て話せるようになります。

授業の最後は撮影会になりました。

恩師との写真。先生曰く「僕は頑張った生徒達の顔を見ていたいから正面は向きません。」だそうです(笑)

よって、正面のお顔はこの写真でご想像ください。

と、思いきや、おかげさまで正面からのお顔も激写することができました。共に学んだ仲間との写真です。日本は岐阜県、三重県、大阪府、神奈川県から、全国津々浦々、海外はタイなどから学びにやってきた留学生です。握手やハグ、2ショット写真を撮りながら別れを惜しんでいました。

休み時間の様子です。今日はバトミントン?バスケット?フリスビー?

違います!「折り紙」です。

各クラスごとにお世話になった英語の先生方にプレンゼントをしようという添乗員YOKOさんの発案で、各クラスでプレゼントを用意することになりました。最初は「何をすれば良いですか?」と聞いてきた生徒に「〜したら良いのではないかい?」と今までの私なら言ってしまったかもしれません。しかし、今のみんななら何か自発的にできるのではないかという確信がありました。

そこで、お任せしたところ、このような素晴らしいプレゼントが出来上がりました。

まずH君がカリフォルニア州旗を模した土台を作ってきてくれました。

その土台に折り紙で作った鶴や手裏剣などを載せていきます。

お世話になったボブ先生を喜ばせようという思いが実を結びましたね。他の班も折り紙や和紙を用いて上手にプレゼントを作ってくれました。それぞれの先生方を思って作り上げたプレゼントは唯一無二のものです。準備お疲れ様でした。

修了式の様子です。この時の気持ちはリポートに書いてくれていますが、自分は、やりきったんだという自信に満ち溢れた顔をしています。

この一瞬くらいドヤ顔してください(笑)「3・2・1・GO!」

昼はブッフェ形式のレストランで最後のランチを楽しみました。

お世話になったジャミーとデイジー。的確な指示と、屈託のない笑顔、日本語を覚えようとしてくれる姿に生徒から「一緒に日本に帰りましょう!」という無茶振りが飛び出しました。

たくさん助けてもらいました!本当にありがとうございました!

午後はオンタリオミルズ・アウトレットで買い物をしました。

換金する場所もありました!

遊びながら募金することのできる募金箱です。気軽に、誰でも募金に参加しようというメッセージ性を感じます。

大谷翔平グッズもあり、しばらく「showタイム」を楽しみました。ご家族のお土産をここで入手した生徒もいました。

帰りは、みんな紙袋をたくさん手にして戻ってきました。

今日のバスの中で、事前に連絡のあったトランクの中のパッキング(整理と中身のチェック)を終えている生徒がほとんどであったことに驚きを隠せません。

今日のお土産のパッキングもしつつ……

今一度、パスポートのチェックはしましょうね!

明日の朝はお世話になったホストファミリーと別れ、帰国の途に着きます。今朝、「色々ありがとうございました。」と言っただけで涙がこみ上げてきてしまいましたよ。明日は、やばい。」と言って来た生徒がいました。私も同感です。

ホストファミリーに対し、文化の違いや疑問を感じたこともみんなにとって貴重な経験になります。その疑問は将来、みんなが英語のスキルをアップさせ、国際文化をより一層学ぶことで、補うことができるものかもしれません。それでも、文化や言葉の違いもひっくるめて受け止めてくれたホストファミリーの偉大さを感じずにはいられません。ぜひ、ホストファミリーにストレートに感謝の気持ちを述べましょう。

それでは、今日のリポートです。

「今日は、学校が最後の日でした。最後なので、先生に『ありがとう』と書いた紙に和紙や折り紙を飾って渡しました。先生が喜んでいたので良かったです!休み時間に準備した甲斐がありました。休み時間後の授業はクラスのみんなと写真を撮りました!最後にクラスの皆と関われる時間を作って下さった先生に感謝しています。午後は、アウトレットでショッピングをしました。今までのアクティビティの中で1番買い物をしました(笑)学校の帰りにスーパーマーケットに行きたいとホストファミリーに頼んだら、連れて行ってくれました!そのスーパーマーケットはとても広く、食べ物や洋服、日用品など全て売っているような所でした。日曜日に買い物に行きたいと言ったら断られてしまったので、今回改めて自分の意志を伝えた後に断られたらどうしようという迷いもありましたが、『伝えられなかった。』と後悔をせずにすんだので、やはり、自分の意志をはっきり伝えることは大事なんだなと感じました。」(高1F  女子)

「残すところ1日となりました。今振り返ってみると12日間はとても短かったです。今日で最後の授業。日本で体験できない色々なことを学べました。今日、私たちのクラスではスーパーマーケットに行って色々な食品の値段を調べました。修了式では先生との別れで感極まりそうになりました。最後の午後のアクティビティーはアウトレットに行き、たくさんの服やかばんを買いました。ドルでの買い物も一人でできるようになり成長を実感しました。
今回の研修を通して学んだことを日本でも活かせるよう頑張りたいと思います。」(高1F  女子)

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