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青少年感動芸術劇場 狂言鑑賞

2022.11.2

付属中学校

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成田市主催の青少年感動芸術劇場では、中学生たちに芸術文化鑑賞の機会を提供していただいています。

コロナ禍で講堂に集まる形で開催されたのは3年ぶりになりました。3年生も初めての機会です。オンラインとは違った形で日本の伝統芸能である狂言を鑑賞することができました。

大蔵流吉次郎狂言会の皆様による今回の演目は「仏師」と「附子」でした。古語の難しい表現もありましたが、事前に解説をして頂いていたので生徒たちは話の展開が理解でき、その上で演者さんの滑稽な表現、仕草を楽しんでいました。普段見ている現代のお笑いとはだいぶ違いましたが、仕草や台詞回しなどは通じるところがあり、何度も笑いが起きていました。

 

第二部はワークショップ体験です。代表者が登壇して狂言の表現技法を実際に体験しました。まず代表者、そして次に生徒全員に、笑い方、立ち方、泣き方などを丁寧に教えていただきました。中にはスカウトされそうなくらい上手にできている生徒もいました。

手の指を揃えて腕を少し広げ両足を肩幅に開き、膝を曲げてつま先に重心をかけると、狂言の基本的な立ち方になります。

 

泣き方も練習しました。悲しんでいてもどこかしら滑稽なのが狂言の世界なんですね。

 

最後に御礼の言葉を述べ、花束を贈呈しました。

実際に目の前で繰り広げられる演目を見て、実際に体験してみることが感動につながるのだと思いました。こういった機会が増えて、また生徒に様々な経験をしてほしいと思います。

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