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薬学教室(中3希望者)

2022.3.23

付属中学校

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中学3年生希望者を対象に城西国際大学にて薬学教室が開かれました。本校からはこの春卒業をした中3生徒14名が参加をしました。

 

京成成田駅よりバスにて城西国際大学に移動をしました。大学に到着をすると教授の先生、学生さんがお出迎えをしてくださり、3つの班に分かれ早速実習が始まりました。(1つの班につき1名の学生さんがサポートをしてくれました)

 

実習1:錠剤の崩壊性を確認してみよう

錠剤の崩壊性を観察する実習を行いました。錠剤1錠と半錠では胃及び腸内でどのように溶けていくのかについて観察をしました。異なるpHの下でどのように錠剤が溶け、それが人体にどのような効果がもたらされるかについて観察をしていきました。中学校で学んだ理科1(化学分野)、理科2(生物分野)に通じる実習でもあり、生徒たちは興味津々に観察をしていました。

実習2:カプセルに粉薬を充填してみよう

カプセルに粉薬を充填する実習を行いました。カプセルを一つずつ開封し、その中に粉薬を充填していきました。カプセルの蓋がしっかりと閉まっていないと薬がこぼれ落ちてしまい、多くの生徒たちは苦戦を強いられていました。

粉薬を触ったあとは、手洗いです。手洗いの方法も的確に指導していただきました。

実習3:アロマハンドクリームを作ってみよう

昼食休憩をはさみ、午後はアロマハンドクリームを作成しました。クリーム状にするためには最適な温度があります。温度が低すぎるとうまくクリームが固まらずに、生徒たちはその温度を模索しながら、実習していました。

普段の学校生活では味わうことができない体験を通して、生徒たちは非常に満足をした様子でした。来年からは高校生となります。座学での学習のみならず、積極的に外界に飛び出し、体験することで得られる経験も多くなります。今回の薬学教室が進路意識の向上につながれば幸いです。

 

最後に今回このような機会を与えてくださった城西国際大学の関係者の皆様には大変感謝をしております。貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

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