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【中3学年 首相官邸見学(2月4日実施、希望者)のご報告】

2018.2.6

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【中3学年 首相官邸見学(2月4日実施、希望者)のご報告】

ミッション!総理大臣官邸ヘ潜入セヨ~中学3年対象のフィールドワークをやってみました!~ 2月4日(日)、中学3年生で希望者を募り、参加者19名で社会科のフィールドワークを実施しました。本校は1年生で地理、2年生で歴史、3年生で公民を学習します。今回はそれらの集大成と位置づけて、コースを組んでみました。 最初は、日本橋にある日本国道路原標を見学しました。江戸幕府は全国に街道網を整備しましたが、日本橋は全国の街道の起点とされました。現在でも国道の起点とされています。日本銀行が近いので、今は金融機関が多いのですが、江戸時代は日本一の魚市場としてとてもにぎわっていたこと、近い将来には今ある首都高速の高架が地下化されて見晴らしがよくなるから、この風景を覚えておくといいよ、といったお話をしました。 次に、日本銀行の真向かいにある、金融博物館を見学しました。日本や世界のお金の歴史が分かりやすく展示され、色々な体験ができるように工夫がされていたので、生徒たちもとても楽しんで見学していました。45分程度でしたが、あと30分位時間をとっても大丈夫かな、と思いました。 そのあとは、皇居外苑の楠公レストハウスで持参したお弁当を広げて昼食をとりました。「楠公」とは楠木正成のことで、高村光雲らにより制作された大きな銅像です。この日も多くの観光客でにぎわっていました。皇居外苑のあたりは、徳川家康が江戸に入るまでは、入り江になって浅瀬が広がっていました。家康はここを埋め立てて陸地にしたのですが、そのような場所を石垣で整備し、崖を切り開いた掘は土塁にしたことを説明しました。 昼食後、総理大臣官邸へ歩いて移動しました。途中に桜田門がありましたので、桜田門外の変について説明しました。大老井伊直弼が襲われたのは今の警視庁前ですが、井伊邸のあった国会議事堂前から目と鼻の先のような場所で、わずかなお供しか連れていなかった理由を、生徒たちは実感しながらよく理解してくれたようです。 そのあとは、国会議事堂の正門前でみんなで記念写真を撮りました。そして、いよいよ、総理大臣官邸に到着しました。官邸の見学は第2次安倍内閣から始まった企画で、小・中学校を対象に、希望する団体に対して抽選で選ばれるものです。本校は中高一貫校で、入試もすでに終わっていますので2月で申し込んだのですが、この時期は申込も少なく、希望した時間帯で入ることができました。 セキュリティチェックが厳重で、緊張感があふれていたのですが、そのことがかえって生徒たちのテンションを上げたようです。最初はエントランスホールにある階段で記念写真をパチリ!ここは、内閣発足時の記念写真の撮影場所です。 そのあと、首相直属の諮問会議などがよく開かれている小ホールを見学しました。ここは壁が可動式になっているので、会議の規模に応じて部屋の大きさを自在に調節できるそうです。テーブルに内閣の各大臣のプレートが置いてあったのですが、「座ってみてもいいですよ」と言われたとたん、生徒たちは先を争いながら座っていました。 その次は、数々のレセプションがとり行われる大ホールを見学しました。和紙を吊り下げた行灯風の光壁と桜の花吹雪をモチーフにしたじゅうたんがしかれ、和のテイストにあふれた空間となっていました。ここで数人ずつで記念写真を撮りました。気分は、国民栄誉賞の授賞式です。 続いて、記者会見室に移動しました。記者席の後ろには、各テレビ局のカメラが据え置かれていました。写真にあるバックのカーテンは、官房長官の毎日の記者会見で使われるもので、総理大臣の会見では、そのうしろに隠れている濃いブルーやワインレッドのカーテンが使用されます。実際にそのカーテンを見せていただいた時、生徒たちは感動の声を上げていました。また、演台の前にある桐の紋章は取り外しが可能なもので、総理大臣の会見の時だけ使用されるそうです。今度、確かめてみてください。ここでも、数人ずつで写真を撮影しました。 次に、よく記者の皆さんが「総理。おはようございます」と声をかけたり、総理大臣がぶら下がりの会見をおこなったりする、あの場所へ移動しました。記者の皆さんがこれ以上立ち入ってはいけない、というライン引かれていました。今日はそのラインを越えて正面玄関を出たあと、公邸の見学をしました。 公邸は以前の官邸で、新官邸を建てた際に、曳家で移動したそうです。日本史上、最も重たい曳家作業だったそうです。昭和4年に建てられて以来、数々の政治の重要な舞台となった場所です。玄関のガラスに銃弾らしきものが当たったと思われる跡が残っていました。 特に旧閣議室に入ったときは、感動の余り、生徒のことを忘れてしばらく眺めてしましました。テーブルの上には旧官邸で最後の閣議を行った小泉内閣の閣僚のネームプレートが置いてありました。閣議決定書にサインをするための硯箱がそれぞれ置いてあったのですが、実際にはそれぞれの大臣のお名前が箱に書いてあるものなのだそうです。実際にはここでも座っていいということで、みんな思い思いの席に座っていましたが、その内、脇にある書記官の方々が使用するソファーの座り心地いいと気が付いた生徒たちは、そちらの方に座ってリラックスしていました。 続いて、公邸の大ホールを見学しました。ここは、建設当時の流行の建築であったアール・デコ様式で、当時のままのシャンデリアが吊るされていました。ここは、沖縄返還協定が結ばれた歴史的な場所ですが、今でも総理大臣主催の晩さん会の会場として使用されるそうです。今週来日するアメリカのペンス副大統領をお迎えする準備のために、丸いテーブルが並べられていました。そのことが、生徒たちにとってとても印象に残ったそうです。きっと、関心をもってニュースを見てくれることでしょう。 最後は、官邸の建物をバックにみんなで記念撮影です。休日にもかかわらず、官邸のスタッフの皆さんは親切に対応してくださいました。警備にあたる警察官の皆さんもお疲れ様です。今日は生徒たちにとってとても有意義な1日となりました。生徒たちも、素直に喜んでくれていたようです。皆さまのおかげです。来年もまた、このような企画ができたらいいな、と思っています。

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