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今年も保護者のボランティアの方々による本の読みきかせがスタートしました。

第１弾として、６月２３日（金）に２，３，５年生で行われました。

２年生は『でんでんむしのかなしみ』と『すてきな三にんぐみ』を読んでいただきました。

悲しみを抱えたでんでんむしが他のでんでんむし達と悲しみを共有することで、自分だけが不幸なわけではないと気がつくお話でした。最後にでんでんむしの気持ちが救われたことで、子ども達は安心していました。

『すてきな三にんぐみ』では、悪そうに見える三人組が、たくさんのみなしご達を救ってあげる優しい気持ちの持ち主だと分かり、いい意味で期待が裏切られ「いい人たちでよかった」という声が上がりました。

３年生は『またたびトラベル』『かくれんぼクイズ』『擬態生物図鑑』の３冊を読んでいただきました。

『またたびトラベル』はたくさんのお話が載っている中から一つ、紹介していただきました。流れ星に願いを唱える場面があり、子ども達は「私だったらこんなお願い事をしたい」ということを想像しながらお話を聞いていました。

『かくれんぼクイズ』『擬態生物図鑑』は、自然の風景に溶け込んだ生物を見つけるたびに大歓声がわきました。今まで見たことのないような生物も出てきて、とても興味深く聞いていました。

 

５年生の読みきかせは『魔女の宅急便』『キャプテンはつらいぜ』でした。『魔女の宅急便』はキキが旅立つ場面を、『キャプテンはつらいぜ』は試合前の臨場感あふれる場面を読んでいただきました。

特に『魔女の宅急便』は知っている子は多いのですが、本を読んだことがない子もおり、「自分でも読んでみたくなった」と話していました。

その他に、教科書で紹介されている本の中から三冊を紹介していただきました。中でも『ドリトル先生アフリカゆき』は、面白い動物を紹介された時には、「えっ、本当にそんな動物がいるの？」と興味深そうに保護者の方に聞いていました。これを機に、今回紹介された本もぜひ手に取ってみてほしいと思います。

 

ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。