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ハートフル・チャレンジ体験学習

2025.6.13

付属小学校

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6月12日(水)高学年総合の時間に、ハートフル・チャレンジ(福祉を学ぶ講座)では、富里にある社会福祉法人清郷会・協和厚生園の支援員の方にご来校いただき、福祉についてのお話をいただいたり、体験学習をさせていただいたりしました。

まず、知的障害の方はどのような感覚で生活されているか、クイズを使って説明してくださいました。

知的障害の方が町で見る看板などを見たとき、どのように見えているのか、どんな看板ならわかりやすいのか、クイズを通して理解しました。

 

次に、ピカチュウになって、先生が出すお題をチームの仲間にピカチュウ語とジェスチャーだけで伝えるゲームをしました。

知的障害の方が言葉で上手に伝えられない時も、周りの人が理解しようとすると、お互いに伝え合いやすくなることを学びました。

 

アクティビティの最後は、軍手をしたままビーズをひもに通す、という課題でした。しかし、最初は周りの子が「早くして」とか「まだできないの?」など厳しい声かけをする、というものでした。

そして2回目は1回目と違い、周りの子が励ましの言葉やほめ言葉をたくさんかけました。

その結果、1回目より「気持ちが楽にできた」「励まされてうれしかった」「作業がやりやすくなった」などの感想がでました。

このように、いろいろな立場の方に対しての理解を深め、どのように接するのがよいのか、ということを、アクティビティを通して学ぶことができました。

 

来週はいよいよ、協和厚生園に行って、実際に利用者の方々と交流します。今回学んだことを生かして、楽しく体験学習ができることでしょう。

清郷会の職員の皆さん、ありがとうございました。

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